これはメーカーとしての気持ちです。

年に数回ですが野球ユニフォームのブランドロゴについて質問を受けます。

その質問とは、メーカーロゴマークを外してくれないか、というご質問です。

これは野球ユニフォームのパンツの前面右腰に付いているのですが、基本的にはメーカー及び販売店の意向としましては、外すことはしません。

どうしてもといった場合は、簡単に取れますので、そのブランドロゴをお客様自身の手で取っていただくことになります。

メーカーとしましては野球ユニフォームにおいて自身の自信有るユニフォームに対し自信の開発した商品だということでブランドロゴを付けたいという思いがあってこのようなロゴを加工する。

しかしながら、ユーザー様にとって見れば草野球のユニフォームを作るに当たって余り宣伝っぽいつくりにしたくないなど、双方に理のある言い分があります。

ですが、本当の野球ユニフォームの価値はそんな小さなロゴによって左右されるものではないと思うのです。

そのようなものではなくて、パンツの機能であったり、デザインのかっこよさであったりが何よりも重要であるはずなのです。

つまり余りに多くのユーザー様が野球のユニフォームに使われてるブランドロゴなんて邪魔でしかないといった声が高まったときには無くしてしまっても良いと思うのです。

機能やデザインが良いパンツ、それ自体が宣伝になりますし、ロゴが付かないパンツそれ自体が他社ユニフォームとの差別化を図ることにも繋がると思うのです。

ただ、メーカーとしてはブランドロゴというものは自身の仕事の証でもあり、チームのユニフォームでいうチームロゴ、ワッペンのようなものでもあるので、なんとなくさみしい気もしてしまうのが正直なところですかね。。笑

なので、あえて袖にEUGENEのロゴを入れたいとご依頼される場合もちょくちょくありますが、その時は本当にうれしいですね。