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野球ユニフォームの材質について
2014/11/19
野球ユニフォームの材質についてですが、ある程度はこだわりたいですよね。
機能も重視したいですし耐久性も重視したいものですが、実際は野球ユニフォームの材質で機能を求めれば耐久性が落ちてしまいます。
市販されている製品の大半が機能性に優れているものは耐久性におとり、そして耐久性に優れているものは機能性に劣るのです。
その一番のたとえですが、F1の車で例えるとわかりやすいでしょうか。
とても高性能な車ばかりですがチューンアップを怠ったらすぐに走れなくなりますのでとても弱いのです。
これは野球ユニフォームも同じことが言えます。
基本は機能面で薄さ、軽さを求めてまた伸縮性も重要ですが、これらを兼ね備えた1枚を作れば、耐久性が落ちてしまうのです。
繊維構造により補おうと思えば可能かもしれませんが、それも限度があるのです。
プロ球団の野球ユニフォームは材質をみると高機能ではありますが、普通の草野球のユニフォームと比較すると耐久性はありません。
そして生地の機能性の良し悪しを考えると、厚みも無視できません。
厚みというのはあれば嫌がられたり評価されないのです。
シャツはまさにその傾向は強いでしょう。
厚みがあれば重くなりますし、伸縮性もありません。
でも薄すぎると夏はいいけど寒い日、風が強くて冷たい日は防寒できないので寒いです。
そして耐久性が落ちて破れる可能性もあります。
野球ユニフォームの材質のバランス、これはとても絶妙なバランスでなければ全てをかなえてくれないのです。