福岡ソフトバンクホークスの野球ユニフォームの歴史は、1938年にまでさかのぼります。1938年に球団が創設されてから、現在に至るまで15回のモデルチェンジをし、16着の野球ユニフォームのデザインが誕生しています。もともと始めは南海軍という球団名だったため、1番初めの野球ユニフォームにはホークスではなく、NANKAIというロゴがユニフォームのフロントに描かれています。1番初めのモデルチェンジは1940年で、ローマ字だったロゴがここで漢字の南海に変わります。また帽子も2種類のデザインに増えました。

次の1946年のユニフォームではフロントのロゴが消え、とてもシンプルなデザインになっています。この時球団名はグレートリングとなりましたが、翌年には南海ホークスに改称されます。この1947年から筆記体デザインのホークスという球団名のロゴがフロントに入るようになり、少しづつ字体のカラーや縁取りの色を変えながらも1988年までこのロゴは使われることになりました。ユニフォームのカラーは、カーキ色から一時黒のアンダーシャツとラインに変わり、またカーキ色になっています。1989年には、福岡ダイエーホークスとなったためユニフォームのデザインの一新され、初めてユニフォーム全体にストライプ柄を使った生地が登場し、赤いラインの特徴的なデザインに変わりました。

ホークスのロゴの字体も変わっています。1993年にはFDHというロゴのみとなり、2005年に現在まで着用されているユニフォームへと変わりました。ダイエーから、ソフトバンクホークスと球団名も変わったため、ロゴにもソフトバンクの文字が大きく描かれています。